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2006年03月08日

生き返った『はやぶさ』

「はやぶさ」探査機の状況について(JAXA宇宙ニュース)
記者会見の内容松浦晋也のL/D

昨年11月に小惑星イトカワから離陸後、姿勢を崩し通信途絶状態にあった惑星探査機『はやぶさ』との通信が回復しました。目出度い。以下メモ(サイトがメモ代わりになっても気にしない)。なお、細部まで正確かどうかは謎です。

<離陸後の状況>

  • 姿勢制御系配管から燃料漏れ
  • ガスの噴出で探査機がきりもみ状態に
  • 地球にアンテナが向かなくなり、通信途絶
  • 太陽電池が太陽に向かなくなり、停電
<最近>
  • スピンが収まってきた
  • 電力回復でシステム再起動(自動)
  • 指向性のゆるいアンテナでどうにか通信回復(32bps)

<ヤバいところ>
姿勢制御スラスタジェットA系バルブを開けても噴射せず(原因不明)
姿勢制御スラスタジェットB系燃料漏れで使用不能
姿勢制御燃料タンク空(残量計によれば)
姿勢制御用リアクションホイール3基のうち2基故障
バッテリー停電時にショートしたらしく使用不能
全ての機器停電でヒーターが止まったので温度変化の影響を受けたおそれ
その他漏れた燃料が内部に残っていて、また噴き出して姿勢を乱すおそれ

<無事っぽいところ>
イオンエンジン(主推進機)試運転してみて、4基のうち2基動けば帰還可能らしい
イオンエンジン燃料(キセノン)
太陽電池
通信系
コンピュータ

未だに制御可能なのが奇跡です。そういえば電力喪失後復活した惑星探査機ってありましたっけ。しぶとさに関しては史上最強なのではないでしょうか。

つづくかも

メモ:イオンエンジン詳細(NTスペース社)

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コメント

□ ぽてと

燃料は帰還するには十分との事なので期待ですね。

□ kanaejun

>>ぽてとさま

そうですねー
私事ですがちょうど松浦晋也『恐るべき旅路』を読んでまして、川口センセイの軌道マジックを堪能しておりました。そんなわけでたいへん期待しております。

※コメントの受付は終了しました。2014.5