記事一覧 | ホーム »アクアリウムDIY »個別記事
« 『時をかける少女』ヒットしそうもないので応援します『日本沈没』はSFマインドに溢れるか »

2006年04月14日

2x4水槽台の自作・2号機

60標準水草水槽を60x45にするのと、畳の上から板の間に移動すべく、
2台目の台を作りました。(作ったはいいが引っ越しする暇がない…)
前回は製作中の全く写真が無かったので今度は撮りまくりました。
2x4suisoudai_2_01.jpg

<準備>

2x4suisoudai_2_02.jpg
材料のすべて。HCでカットして貰ったSPFで¥2500ぐらい
なお、パネルソー(でかいイーゼルみたいなマシーン)のある
HCでカットして貰ったほうが良いと思います。
ハンディなジグソーだと直角に切って貰えるかが不安です。
あと係のおじさんに水槽台を作る旨を言ったほうが、
精度等に気を遣ってくれるかも知れません。

手前の2x6の長いのは、
台とは別に梁や根太の間に渡して床強度を確保するためのものです。
(百数十kgの物体を、面積60x45cmの上に載せるのはちょっと不安なので)

<柱の作成>

柱になる2本の木を接合します。コースレッドを用います。
最終的には分解廃棄も考えているので接着剤は使いません。

2x4suisoudai_2_03.jpg
位置決めはしっかり行いましょう。
(この木は接合部にフシがきてしまいました。失敗です。
フシを避けてコースレッドを打ち込みます。)

まず位置がずれないように3mmドリルで数センチの穴を開けます。
次にコースレッドを打ち込みますが、一気に接合しようとすると
ドライバードリルが暴れて二つの木がズレてしまう場合があるので注意。

まずは1本目の木からコースレッドが数ミリ飛び出るように回します。
2x4suisoudai_2_04.jpg
そして位置あわせをしつつその飛び出た部分を2本目に押しつけて刺します。
その後完全に打ち込みます。こうすればずれることはありません。

同じものを4本作って完成
2x4suisoudai_2_05.jpg

<横枠の作成>

2x4suisoudai_2_06.jpg
天面と底面を決定づけるパーツなのでズレがないようにしましょう。

<組み立て>

2x4suisoudai_2_07.jpg

横枠に柱を固定します。
いち側面につき8箇所コースレッドを用いますが、まずは半数しか打ち込みません(赤丸)。
一気に全部打ち込んでしまうと、万が一ずれていた場合、
ずれたままがっちり固定されてしまうからです。
ひとまず柱を全て取り付けてから、全てのコースレッドを打ち込みます。

<ズレ発生>

2x4suisoudai_2_08.jpg
No!ズレ発生です。底面部分なのでこれではグラグラになります!

2x4suisoudai_2_09.jpg
幸いネジを1本打ち直すだけで解消しました。穴の跡は、後ろ側で見えないので問題なし。

2x4suisoudai_2_10.jpg
柱の間に渡す部材(矢印)を購入するのを忘れてました。
手持ちの2x4から切り出すことにしましたが、寸法を測ると設計値に対して数ミリのズレ。
それぞれの長さに対してきつめに切り出し、ハンマーで叩いて押し込みました。
剛性アップの為には、あらかじめ切っておくよりもこうしたほうが良いかも知れません。
実際取り付け後は、きしみ音ひとつしなくなりました。

<塗装>

2x4suisoudai_2_11.jpg
紙ヤスリで全体を磨いて毛羽立った部分などを落とします。そのあと水性ニスを塗ります。
(私の場合仕上げは適当です)
ペットボトルを切ったやつが取り皿代わり。薄く素早く塗れば塗り跡も残りません。
二度三度重ね塗りして終了。

最後に天板(1x6)を打ち付けて完成。
(写真には無いですが、その後天井に梁を一本追加しました。)

<さいごに>

本当は、木目の方向によって長期的な歪みの量が変わったりとか色々あるらしいですが
自分としては、気にしない方向でやっています。
(90cm水槽程度ではあまり気にしても仕方がない気がします。)
仕上げも適当です。別に芸術性とかインテリア性は求めてませんので…。

ご注意

・当方は、台の設計、強度の妥当性について、専門的な知識を元に説明することはできません。
この台が震災クラスの地震に耐えるとは思いませんが、私は最悪のケース(火災)を逃れられるように
全ての水槽で空焚き防止機能つきヒーターを使用しています。
阪神淡路大震災では、水槽が出火原因になったものがあるらしいです。
・このような台にADAの水槽を置いて使った場合は、ADAの保証対象外になるようです。
・床の弱い部分に置かないように気を付けてください。

これらを使った自宅水槽の中身はこんなです(2010.4)
水草水槽崩壊写真集

読者様のDIYにおける事故につきましては、
いかなる場合においても当ブログは責任を負いかねます。
内容を鵜呑みにせず、情報収集にお努め下さい。
アクアリウム機器改造・自作のさいの危険回避について

[△TOP][記事一覧][ホーム]

コメント

□ kanaejun

2006年04月29日 03:14のコメント投稿を、
記事と関係のない内容
として削除いたしました。
なお投稿者様にはメールにて、内容に対する返信をさせて頂きました。

(匿名)

こんにちは
この水槽台を真似て、60*60*50の水槽台を作ろうと思っていますが、
木材や作りは、このままで大丈夫でしょうか?
やはり総重量250キロにもなると、いろいろ大変だと思います。
アドバイスありましたらよろしくお願いします。

□ kanaejun

>>匿名さま

私はあなた様のおうちが透視できる超能力者ではありませんし
見ず知らずの方のお部屋が水浸しになっても何とも思いません。
あと私は工作好きなだけで、木材加工や建築の専門家ではありません。
それらを踏まえたうえで聞いて頂ければと思います。

構造はほぼそのままで良さそうです。
ただしそれは木材の接合部が隙間なく組上がっていることが前提です。

ただ左右の2辺については垂直方向の加重を受ける部分が弱いので
奥行き60cmならば柱は2x6にしたほうが良いかも知れません。


むしろ設置場所と床強度が問題かと思われます。
一般的な木造フローリング床の場合30cm毎に根太(梁)が入っているそうなので
それらに足を合わせて置かないと危険です。
幅60cmだと根太3本分しかないので注意が必要です。

根太の位置は叩くと音で分かります。
私の場合根太と梁の上に2x6材を渡して強度を稼ぎました(写真1枚目参照)。

なお壁際によせて置いたほうが良いです。
太い梁の上に辺が重なりますので安全だと思います。

鉄骨コンクリート造の建物は知識がないので分かりません。
ちなみに床が傾いているとか、畳の上に置くのは論外です。

不安ならば施工主に相談するか床下補強を行うのが良いでしょう。

参考までに、私がもし60標準よりも大きいオールガラス水槽を買うとしたら
素直にメーカー製の水槽台(安物除く)を買います。
また90*45*45よりも大きい水槽は自宅の床が抜けそうなので
そもそも置くつもりがないです。

(匿名)

わざわざありがとうございます。
書き忘れましたが、我が家は鉄筋マンションです。
たぶん底が抜けることはないと思います。
>参考までに、私がもし60標準よりも大きいオールガラス水槽を買うとしたら
>素直にメーカー製の水槽台(安物除く)を買います。
そうですか・・・
それはやはり素人の組み立てでは危険と言うことでしょうか?
なににせよ高いものですから、出来れば自作と考えたのですが・・・
支柱を増やすと言う方法で強度を稼ぐのはどうでしょう?

□ kanaejun

>書き忘れましたが、我が家は鉄筋マンションです。
>たぶん底が抜けることはないと思います。

鉄筋イコール梁だと思いますので、
床の強度は均質ではない事に留意したほうが良いでしょう。
壁際に置くことをおすすめします。

>支柱を増やすと言う方法で強度を稼ぐのはどうでしょう?

適切に施工すればかなり期待ができます。

>それはやはり素人の組み立てでは危険と言うことでしょうか?

「私はこんどドライブに行きます。危険だと思いますか?」
「私は○○大学に合格できますか?」
と同じで「貴方にしか分かりません」としか言えません。
60cm水槽程度でしたらもっと気軽に申し上げられるのですが・・・。

自身の工作技術に対して評価ができないのであれば
自作水槽台のメリットと、水漏れの際の階下への影響などのデメリットを
天秤にかけて判断されると良いと思います。
メーカー製水槽台であれば、
責任を人のせい(メーカーのせい)に出来る余地があります。

なお、自作水槽台はメーカー製よりも一般的に出来が悪い、と
言っているわけではありません。個々の作品の問題です。
それが、Do It Yourself ということだと思います。

簡易なチェック方法として、
作ってみて成人男性を二人ほど乗せてみるのはいかがでしょうか。
台や床がミシミシ言うようでは危険です。

(匿名)

ご返答ありがとうございます。
アクアファンシーと言う水槽台などを作る会社に問い合わせましたら作り方を教えてくださいました。
こちらを主に参考にして作ってみようと思います。
では

※コメントの受付は終了しました。2014.5