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2007年10月20日

はやぶさ2が危ないので政府に直訴2007

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小惑星イトカワに落ちる探査機「はやぶさ」の影。2005年10月
提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

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イトカワ遠景。これを見て全惑星科学者が腰を抜かしたらしい。(もっと丸くてつるつるだと思われていた)
提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)


今回明らかになったのは「はやぶさ2」に関してで、同WGにて松尾委員長が現状について質問したところ、川口教授は「国際協力により外国のロケットで打上げることを前提として検討するよう指示されている」という旨の返答をしたという。海外との共同プロジェクトならともかく、自国単独実施を前提にすでにかなり検討が進んでいる探査機において、改めて他国のロケットを使おうとするのは世界的にも異例だ。(中略)海外に比べて割高とは言え、他の衛星との「相乗り」という手もあり、この段階からH-IIAの選択肢が外されているのは少し不可解だ。
【レポート】「はやぶさ2」が危ない? 小惑星探査機の後継機、海外で打上げか | ホビー | マイコミジャーナル

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部外者から見ると、JAXAの「はやぶさ2」に対する処遇は奇妙に分裂している。

「はやぶさ」は、間違いなく成功した科学ミッションだった。様々な科学的な成果を挙げ、米「Science」誌では特集号が組まれた。米 National Space Societyは、「はやぶさ」にSpace Pioneer Awardを授けた。工学分野でも搭載イオンエンジンが米国航空宇宙学会最優秀論文賞を受けた。
(中略)
国際的な評価も高く、一般国民からの支持もあり、理事長のお墨付きも得ている――これだけ期待されているミッションに対する、JAXA首脳部の「ロケットをタダで持ってこなければ計画中止」という指示は非常に奇妙だ。

官が「つけようか」と言った予算を拒否

実際「はやぶさ2」は、JAXA内で「ひょっとして、いじめられている?」と疑えるほどの扱いを受けているようだ。昨年末に行われた、今年度予算折衝で、「はやぶさ2」は着手のために5億円を要求した。折衝の席上、財務省や文部科学省の側からJAXAに対して、「数億円なりつけるべきではないか」という発言があったが、JAXAはそれを退け、結果は5000万円となった。予算を出す側が、「予算をつけようか」と言ったのに対して、JAXAは「いらない」と答えたのである。
(太字はブログ筆者)

実現の瀬戸際に立つ「はやぶさ2」 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

しまった完全に乗り遅れたッ!しかし、まだ間に合う!かもしれない(10月末リミット)

文部科学省・宇宙開発委員会
委員長 松尾 弘毅様
宇宙航空研究開発機構 広報気付
理事長 立川 敬二様
経営企画部御中
お忙しいところに失礼いたします。○○と申します。
私は宇宙開発に興味を持っているいち市民です。

最初に、先だっての「かぐや」の打ち上げと順調な運用に心よりお祝い申し上げます。
打ち上げの際、インターネットでのライブ中継も拝見させて頂きましたが、
難しい軌道遷移の話や地味な観測センサーの説明なども丁寧になされており
正直最初はライブ映像だけが目当てでしたが、存外に楽しむことができました。

また他のプロジェクトや実務等におきましても、皆様がひとかたならぬ
ご努力をされていると存じます。


さて先ごろ、メディア等で
小惑星探査機「はやぶさ」2号機の実現が
予算等の問題で非常に難しくなっているとの報を聞き
僭越でございますが、計画の完遂を希望する旨、
ご意見をさせて頂きたいと思います。

突然ですが、
ここでアメリカのボイジャー探査機のことを話題にしたいと思います。
あのシリーズの打ち上げが1977年で、一方私は1974年生まれです。
そして2機は数年おきに、私の人生に道標を打つかのごとく
次々と外惑星(木星、土星、天王星、海王星)に接近観測し、
輝かしい成果を上げてきました。

アポロ月着陸(1972年まで)の熱狂が既に無かったことを考えると
ボイジャー計画がもたらした
わたくし個人に対する科学、技術、宇宙に対する啓蒙効果は
計り知れないものがあったと思います。
1990年の「太陽系の家族写真」は特に印象に残っています。

また、2機が未だ稼働状態であることに思いを馳せると
宇宙の彼方で、自分の分身が飛んでいるような気分になります。

客観的でない、
個人的な体験がもとになっていて恐縮ではございますが、
それらを鑑みますと、
我が国がこれまで絶え間なく打ち上げてきた
「さきがけ」「すいせい」「のぞみ」「はやぶさ」も
ボイジャーほどの千両役者でないにせよ
我々の眼を宇宙に対して見開かせる
じゅうぶんな素質を持っていると思います。

そしてご存じの通り、
「はやぶさ」は突出した成果をもたらしました。
可視光映像をはじめとする観測結果は、
小さな子供にも驚きや不思議さを感じさせるものです。


「はやぶさ2」やそのシリーズの活躍によって
自身がかつて味わった感覚を次の世代にも経験して欲しい、というのが
個人的ではありますが、私の意見です。

それはやがて我が国や、ひいては人類の知見への貢献に繋がると
私は信じています。

どうぞいま一度、ご配慮をお願いいたします。

長文失礼いたしました。

もう純粋に政治的な問題だと思うので、今回は魂での会話を試みました。
完全な主観ですが構わないです。
なお「太陽系の家族写真」とはこちら

(おことわり: まだ送ってませんごめんなさい。これから旅行なのです。
間違いの無いよう帰ってから送ります)
(出しました。)


あまり実感されてないとは思いますが、日本は
米ソ欧日中印ぐらいに列せられる宇宙大国です。
注意して頂きたいのは、
日本の技術の副産物、オマケとして宇宙でも大国、なのではなく、
戦後すごい勢いで取り組まれた研究開発の成果として今の地位がある、ということです。
そしていったんスピードを緩めてしまうと、
あとで改心したとしても地位を取り戻すのに数十年は必要になると思います。
(なお有人技術など一部では中印にもう抜かれています。)

まぁナショナリズム的観点はともかく、
現状に関して何だかなぁ、と思った方がおられましたら
是非ともご意見の送付にご協力下さい。

上のような力入った長文で無くても構いません。
長さや文の巧拙、理屈ではなく
「メッセージを頂いた」という事実そのものが心に響くものです。


初代はやぶさプロジェクトの簡潔なまとめ
はやぶさ (探査機) - Wikipedia

子供~一般向け読み物
はやぶさ君の冒険日誌2007

応援のよびかけ
冒頭で意見の宛先、書き方などをアドバイス
松浦晋也のL/D: はやぶさ2に向けて、最後のお願い

日本の宇宙開発を覆う構造的な問題をズバリ(比較的簡潔)
松浦晋也のL/D: 「はやぶさ2」その6:安いことは悪いこと??

勝手連Wiki
はやぶさまとめ
応援ブログリンク集があり文面の参考にできます
はやぶさ2を実現させよう勝手にキャンペーン

(参考)イトカワで何が行われたか。写真多し
日本惑星協会:「はやぶさ」の挑戦

(参考)昨年当サイトが行ったキャンペーン
送った文面などがたどれます。
「はやぶさ2」予算獲得キャンペーンの結果

それにしても、
あのときゲットした予算が、今では手切れ金だったように思えてきます・・・。

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